企業目標

1. 『原則中心主義』正しい生き方なくして真の幸福はありえない。     

2. 『上質廉価販売』上質な商品をお値打ち価格にて提供すること。 

3.  企業の創造と従業員の幸福追求。

4. 食文化を豊かにして家族の絆を深めるための手助けとなれるような素敵な家庭雑貨の販売。

代表取締メッセージ:

私の人生の目的は、会社を大きく育てて従業員の生活を豊かにし、社会に大きく貢献できる上場企業となることです。

私が有田焼を販売するに至った経緯は、1988年、韓国ソウルの高麗大学在学中に、九州佐賀県の有田焼の美術工芸窯元、金龍窯の代表取締役である私の実の姉、坂口佳代子がきっかけでした。

姉の要請により、韓国の美術大学で山水画を専門に学んだ人材を有田に招聘し当時の有田焼の均一的な山水画の技法とは異なる個性豊かな山水画の絵師を育てようという試みに挑戦しました。

 

ソウルの美術大学の山水学科に在学中の十数名の学生の中から、選りすぐりの4名と契約して翌年1989年、金龍窯に韓国人絵師を紹介し、私は通訳兼販売元として販売会社、三階菱を起業致しました。

 

当時はまだバブル経済に在ったため、目論見は成功し、韓国から来た4人の絵師が描いた4尺や6尺の置物は窯から出た二、三日後には完売という人気ぶりでした。新しい作風の美術工芸を誕生させる事には成功致しましたが、まだこの当時、日韓関係に於いてワーキングビザの審査基準が厳しかった為、1年を待たずに彼らは本国に帰る事になりました。私はすぐに催事販売という期間限定の移動販売のスタイルに移行し、関東へ移転致しました。

 

2011年は仙台市のメインストリートに直営店を出店し、金龍窯のガーデンテーブルなどの高額の美術工芸品の販売を致しました。

 

今後わが社の目指す方向性は、衰退しつつある、美術的価値ある職人技がこの郷土、日本から失われないように、より多くの人々に手書き、手造りの美しくて丈夫な焼き物を紹介し、使っていただけるように販売のスケールを広げていきたいと思います。

 

また、拡大すべき販路は国内にとどまらず、陶磁器文化を受け入れてくれる人々を世界から探さねばなりません。

 

今私たちの挑戦は新たなステージを迎えました。今後とも業界関係各社様方とお客様方の協力のもと、更なる発展を目指して頑張っていきたいと思います。